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転倒事故を防ぐための工夫と転倒防止対策|知っ得情報詳細

転倒予防の対策

住宅内で危険な場所はどこか知ってますか?
住宅内で一番事故が多いのは階段、続いて浴室となります。(国民生活センター調べ)
事故、怪我が多いのは高齢者と乳幼児、いわゆる安全弱者といわれる世代になっています。

タンスの角につまづいて転びそうになったことがありませんか?
良くあることですが、高齢者にとっては寝たきりになってしまうかもしれない大事故につながるかもしれません。
加齢にともない骨がもろくなっているので、転倒時に手を付いて手を骨折することが多いそうです。また、転倒した時に腰を打って、もし大腿骨という腰骨の中心になる骨を骨折してしまったら、歩けなくなってしまい、入院ということにもつながります。
高齢者が入院した場合、その多くは退院後もも殆どの人が歩けなくなっています。

室内環境を高齢者に優しい環境にして見ませんか?
転倒予防対策をすることで高齢者や子供を転倒事故からまもり家族も心配から開放され、快適な生活をおくることが出来ます。

バリアフリー事例


転倒予防のポイント

・手摺りを付ける。
・段差を作らない。
・廊下・階段に同系色のものを使わずに色分けする。

高齢者に配慮した10年20年先も安全で快適に暮らせる住まいが基本です。
ちょっとした工夫で事故を防ぎましょう。


浴室やトイレに手摺をつけましょう!「リフォーム例1」

お施主様は20代でしたが、ご両親やご自身が永く快適に暮らせるように浴室の手摺は2カ所ご提案し採用して頂きました。


浴室やトイレに手摺をつけましょう!「リフォーム例2」

お施主様は60代。打合せの段階で、まだ手摺は…とおしゃっていましたが、手摺にはしっかりとした下地が必要で、今なら手摺の商品代だけですが、後からだと下地の費用とそれに付随する工事の費用が発生することをご説明。
動きやすく・事故の起こりにくい空間を創りましょう。とご提案し採用して頂きました。


段差・障害をなくしましょう!

以前は建具のしたには、敷居・沓づりがといった部材が入っておりましたが、ユニバーサルデザインが普及された今日では、それら障害をなくして安全な住まいが基本になっています。

敷居の段差など小さいものほど要注意 !
リフォームの際には敷居を取るまたは敷居以外を上げる、といった障害物を無くし、つまづきによる転倒事故を防ぎましょう。
玄関の框など大きな段差は踏み台で段差を小わけにすることで、事故を防ぐことができます。

段差解消・・・温度もそのひとつです。
冬場のトイレや浴室は居室との温度差があり、心臓に負担をかけ危険です。
暖房を設け居室との温度差を無くしましょう。


すべりにくい床材を選びましょう!!

高齢者や子供の転倒をふせぐには、すべりにくい床材を選ぶことが大切です。
「すべり指数」 で比較すると
カーペット : すべり指数20
磁器タイル : すべり指数38
木質フローリング : すべり指数38

「すべり指数」は指数が小さいほど、すべりにくい材料です。
床材選択には、先ず優先順位を付けて選ばれることが大切です。
また、階段用ノンスリップで市販されているテープ止めの商品は、階段とテープの密着度が大切で、それが低い場合、事故の原因になりますので、使用時には注意が必要です。


株式会社 明巧

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